2017/3/14に配信したメールマガジンのバックナンバーです。
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仕事をする上で、社内の人間関係が良好(もしくは、良好でなくても気にならないくらい)でないとストレスが溜まって辛くなってしまうのではないでしょうか。
働く男女1000人のストレス実態調査では、ストレス原因の一位は仕事内容で、二位が人間関係ということで、以前人材会社のサイトで人間関係のコラム執筆を依頼され書いたことがあります。
それほど人間関係をストレスだと思っている方が多いのが実情なんだとその際も実感しました。
特に上司との関係!
「上司がわかってくれない!」
「私(俺)のことをきちんと評価してくれない!」
「話しかけづらくて相談しにくい!」
「なんか合わなくてギクシャクしてしまう!」
等、お悩みがあると聞きます。
そして「上司との関係性がうまくいかないから転職したい。でも・・・」という相談を受けます。
でも、仕事内容はやりたいことだったりしたら?
本当は逃げるようで嫌だと思ってたとしたら?
辞めるのはもったいない!ですよね。
そのような上司との関係を変えるには!を、本日はお伝えします。
上司との関係性で困っていることがある時、本音を伝えることが一番効果的です。ただここで言う「本音」は「ぶっちゃける」ことではありません。
「本音」とは、自分の奥底の無意識にある本当の本音です。
単に自分の頭の中にある思いを伝えるだけでは傷つけ合いになる可能性が高いのです。
でもこの「本音」は無意識にあるので、ちょっと探すことが必要です。
これから2つの問いかけをするので、意識深くまで探してみてください。
『問い1』
その上司とずっと一緒にいたとしたら、ずっと言いなりになったとしたら、自分の人生はどんなふうに転げ落ちるように悪いことが続いていくと思いますか?
ポイント
これは想像なので「そんな悪いことがある前に辞める!」と思わずに、安心して(!)悪くなる想像をしていってください。
『問い2』
悪いことがずっと続いたらどんな結末を迎えそうですか?そしてその時自分自身に「どうせ自分が◯◯な奴だからこんなふうな人生で終わるんだ!」というとしたらこの「◯◯」にはどんな言葉が入りますか?
この「◯◯」が人間関係における鍵を握っているといっても過言ではないくらいのものです。
例えば「薄情者」や「裏切り者」や「人として価値がない」や「頭が悪い」等、無数の言葉が入ります。
これは「セルフイメージ」と言って、自分自身で勝手に「自分はこんな人間だ」と思い込んでしまっているものです。
そしてこのセルフイメージが相手にも影響し、「上司が自分のことを◯◯って思っているだろう」や、「あの上司って本当に◯◯な人」という思い込みになってしまい関係が悪化しているのです。
ここで「あーーーー!!!!確かに」と思われた方は、相手の目線からお互いの関係性が見えている状態です。なぜ上司が自分に対しそんな態度を取ってきたか見えていらっしゃることと思います。
ここまで来たら、相手への接し方が変わってきます。
そして関係性が変わります。
さらに一歩踏み込むこともできるのですが、それはこの「自分は◯◯だと思っていた」ということを上司に伝えるのです。
これが先述の「本音」なのです。
本当は見せたくない部分を見せることで自己開示の返報性があります。
踏み出すことは勇気が要りますが、それをするだけの価値があることは間違いありません。
人間関係を変えるにはコミュニケーションを変えるとか、伝え方を変えるとか何かやり方を変えるのではありません。
自分のあり方を変えることで相手との関係性を変えるのです。
実は今日お伝えしたものが「関係コンディショニング」という私がご提供しているものそのものです。
「◯◯」を見つけるのはちょっと難しい場合もあるかもしれませんが、過去の延長戦上ではない未来になることにご興味があれば、見つけてみてくださいね。
もしご質問があればお気軽にどうぞ!
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次回は3/21に「親子関係を変えるには」をテーマにメールマガジンをお届けいたします。
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関係コンディショニングプラクティショナー 兼 トレーナー
キャリアカウンセラー
市原冴也香