決断すること、感情の扱い方、手放して手に入れることを、今回は私の実体験をケースにお話をしていきますね。
決断は大きな前進
2年強に渡って決断しないでいたことに区切りを付けました。
そこに居続けるかどうかを決めたのですが、私にとってはとても大切で大好きな場だったため、辞めるという決断をせずにずっと塩漬けにしてきました。
時に決断することで心の平安を保ちたくなることがあって、でもその状態はパワフルじゃないなとずっと心の奥で引っかかりを感じていたんです。
「決断することは失うこと」のような気がして、決断は今じゃないと思っていたかったのですよね。
でもどうするか決めるタイミングがやってきて、
「決めよう」
という思いが沸き起こり、決断を下しました。
決めることってパワーが必要です。今回それを改めて実感しました。
例えば、結婚は勢いでできるけど離婚は心身ともに疲れるという話を耳にします。。
私は離婚は経験したことがないのですが、何かを「無くす」ために決断を下すことって作り上げることを決断する以上に大変なことだと経験者からは聞いたことがあります。
また日々のちょっとした決断もその後の道を決定づけるということにおいてとても重要ですが、自分にとってのインパクトが大きいことを決めるということは瞬間のパワーが必要です。
いつかは辞めると言い出さなければと思いつつ、この状態をキープしたいという都合の良いスタンスから抜ける決断をしました。
決断できたことは私にとって大きなことでした!
とはいえ、後ろ髪を引かれ寂しいときは・・・
それが大きな前進だと思うと同時に、2年強も決断せずに塩漬けにしてきたことなので、後ろ髪を引かれますし決別が寂しい思いもあります。
ただ、寂しさは感情であり、自分自身が左右されるためのものではないと私は考えています。
そういう時は寂しいという思いをじっくり味わって、味わって。そして十分味わえたらさようならをします。
人生は振り子で、寂しいことを十分味わえれば、振り子のようにその分楽しいことも十分味わえるようになります。
そう思うと、寂しさがあってちょっとラッキー!なんて思えませんか?
そして寂しさをじゅうぶん味わってみたら、「あれ?どうってことないや」なんて気持ちになって寂しさがどこかへ消えていきます。
そしたら「寂しさありがとう。さようなら~」とお別れです。
これからを描く
手の中にあった「失いたくない」というエゴを手放した分、何かが入ってくるタイミングです!
これは私の持論ではありますが、手放したら別のものが入ってくると思っています。
人は自分が持てるものには限度があり、限界いっぱいまで抱えてしまうとそれ以上は手に入りません。
また何かを手放した分、新しい何かが入ってくると感じています。
それが例え「失いたくない」というエゴ(執着)であったとしても手放したのであれば、次は何かが入ってくる!と思うとワクワクした感じがしますね。
しかもこの「何か」が自分が望んだものだとなお嬉しい!
頭の中でどうなりたいか、何を手に入れたいかイメージしていきます。
そして、脳ってとてもかしこいので、自分が願ったことを叶えていきます。
その願ったことが自分にとって良いことであっても、悪いことであっても。
ですが、その願うのは得てして顕在意識ではなく、無意識レベルなので、自分にとっての「思い込み」を手放していくことが非常に大切です。
人生は決断の連続!
人生は大小様々な決断の連続です。
それが今の自分にとって望ましくなかったとしても、決断しなければいけないときがあります。
決断と同時に、悲しみや辛さを感じることもあるでしょう。
そのときは決断したパワフルな自分を称えて、未来を楽しみにしてください。
そして寂しさや辛さが混ざっているときは、こちらを参考にしていただけたら幸いです。
あなたの決断は、「決めた」以上の意味であることを、私は知っていますよ!