いつもスッキリとした晴れやかな気持ちでいられたらいいのに、日頃ちょっとしたことで気持ちがささくれ立ってしまう。そんな時あなたはどのようにスッキリさせていますか?
そのままにされる方が多いかもしれませんが、ささくれ立つということは「何か変化を付けたい!」と心の奥で思っているサインです。放っておかずに、その場でできる心をスッキリ晴れやかにする方法をお伝えします。
心がささくれ立つとは?
簡単に言うと心が荒んでいるということです。
“心が荒む・・・
心の持ち方・行動などが乱れてきて、ゆとりやおおらかさがなくなる。とげとげした状態になる。(goo時点より)“
些細なことでイライラしたり、人の言葉にいちいち反応的になってしまったり。
ですが、本来のあなたはきっとそんな人ではないのです。
心がささくれ立っているからなので、そんなときはこれから説明するステップをやってスッキリしましょう!
ステップ1:心がささくれ立った原因を探る
まずは原因を探っていきます。
“心がささくれ立った原因“は、簡単に言うと「棘」のようなものです。この棘をそのままにしていると、いつまでもザラっとしたような、思い出すと心地が悪くなるような、スッキリしないような感じが残り続けてしまいます。
心がささくれ立った原因に心当たりはありますか?原因に心当たりがある方もいらっしゃれば、なんとなくあるような、ないような、よくわからない・・・と思う方もいらっしゃいます。
もしすぐに心当たりが浮かばない場合は、
「心がささくれ立ったのはいつからか」
ということに思いを巡らせてみてください。
きっかけはほんのちょっとしたことというケースも多々あります。
もしかしたら「あれかも?」と思っているよりも前のことであったり、小さいことであっても嫌な感じがした出来事がなかったか、思いを巡らせてみてください。
その原因の出来事に行き当たったら「ああ~、あれか。確かにそうかも」という納得感があるので、そこを目安にされてもよいかもしれません。
ステップ2:感情を味わう
上記のステップ1で見つけた原因の出来事があった時に、どんなことを感じましたか?
悔しい
悲しい
寂しい
焦る
怒る
無力感
・・・等、あなたにとって嬉しくない感情を感じたことと思います。
ちなみにこれらの感情はあなたにとって悪いものではありません。あなたにとって必要だから感じているのです。だから感情を思う存分味わって、そしてそのあとにさよならします。
ご自宅でも、電車の中でも、会社の自席でも、トイレの中でもどこでも大丈夫ですので、思いっきりその感情を体中に巡らせてください。
ちょっと感情を増幅するくらいがわかりやすいかもしれません。
私は感情を味わうときに体中に巡らせて、
「ああ~~~!!悔しい~!!うお~~~!!!」
なんて思っています。
この感情を味わったとしても、現実ではあなたの人生が狂うことはありませんので安心して味わってください。
十分に味わい切ったら不思議なことに「ま、いっか。」というようなちょっとそこから離れたような感じがしてきます。
ちょっとそこから離れたような感じがしたら感情を十分味わった印です。
あとは「ありがとう~!」と感情にさよならしてください。私はトイレをジャーっと流すイメージをしています。
そこまでやったら完了です!!
気を紛らわせず、嬉しくない感情を手放す
心がささくれ立っているときに良くやってしまいがちなのが「気を紛らわせる」ということです。
この「気を紛らわせる」ということは、ずっと嬉しくない感情とともに過ごすということです。
気を紛らわせたとしても、感情は消滅はしません。
心の奥底に「澱」のようにたまっていきます。
その「澱」がたまってしまうことで、本当に感じたい「嬉しさ」「幸福感」「喜び」なども感じにくくなってしまいます。
感情は振り子のようなもので、喜びや楽しさのようなポジティブな感情だけ十分に感じられるということはありません。ネガティブな感情も味わうからこそ、喜びも楽しさも充分感じられるようになるのです。
ネガティブ感情は十分に味わって捨てて、喜びと幸せを十分に感じられるようになると、あなたの人生はもっと豊かになりますよ。
ステップ1もステップ2も慣れれば電車の中でも、歩きながらでもできるようになります。
ぜひ、あなたの人生を豊かな感情で彩ってくださいね!