「あー、いいなぁ、あの人は!」
このように多かれ少なかれ、人をうらやましがった経験はおありではないでしょうか。
うらやましいからその人が持っているもの、人間関係、人柄などを自分でも手に入れたい!と思う気持ちは自然と湧き出ることは自然なことだと思います。
特に、現代は世界中の様々な情報にあふれているため、それらを目にしてうらやましいと思うこともあるでしょう。
でも、うらやましいって思っちゃう自分ってなんか嫌じゃないですか?
そこで今回は、うらやましいから卒業する!ということをお話しいたしますね。
人は、あなたをうらやましく思っている
あなたがうらやましいと思うとき、どんなところをうらやましいと感じますか?
もしかしたら欲しいと思っているけど持っていないものではないでしょうか。
けれども、他の誰かはあなたが持っているものをうらやましく思っていたりするのです。
あなたは、自分は何も持っていないと思っていませんか?
いえいえ、そんなことはないです。
あなたはじゅうぶん人が見てうらやましいと思うものを持っています。
それについては気が付いていますでしょうか?
また、どんなうらやましがられるものを持っているか気が付いてますでしょうか?
「欠け」てるところが目に留まる
人は自分よりも持っているような気がしてしまう、だからうらやましいと思ってしまうのは、そもそもかけているところが気になってしまうという脳のメカニズムなのだそうです。
人は自分よりも持っていると思うのは仕方なくて、そこは「そういうものだ」とひとまずここでは受け入れます。
ただ、それが事実かどうかは違います。
「人は自分よりも持っていて、自分は持っていない」
ということって、事実ではないのです。
そう聞いてもピンとこないかもしれません。
事実は「自分が持っていることに気が付いていない」、もしくは「自分が持っているものが見えていない」ということなのです。
ではどうしたら持っていることに気が付いたり、持っているものが見えるのでしょうか?
いっぱい自分を褒めて、ものすごく大切に扱う
多かれ少なかれ、自分自身の気に入らないことってあるかもしれません。
「このほくろが気にいらない」から「この人生が気に入らない」まで自分が気に入らないことであっても、それでも自分をたくさん褒めてあげてください。
気に入らないことがあってもここに存在している自分自身を褒めてください。
そして自分自身を大切に扱ってください。
自分が心地よいことを選択し続けてみてください。
ちなみに、人に褒めてもらうのではなく、自分自分で褒めるのです。
そうしていくと、自分に「欠け」を感じなくなり、人をうらやむというよりも、自分を大切にしていくことがさらに自然にできていくことでしょう。
それってとても自律していますし、その方がラクに生きられますよ!
うらやましいは「バネ」じゃない
その時には人をうらやましいと思うこともなくなります。
うらやましい気持ちをバネにする方もいらっしゃるかもしれませんが、それは「バネ」ではなく「無理をしている」となります。
「バネ」にするのは、自分が本当にやりたいことをやる!という気持ちにしてくださいね。
心が動いた時がチャンス!
気持ちがウキウキする、気持ちがざわつく。
そうやって心が動いたときは、本当の自分を知るチャンスです!
ということは、
心が動いたらチャンス!
うらやましいと思ったらチャンス!
あなたの奥底の心は本当はどう生きたいか知っているから、違うときにざわつかせてお知らせしてくれますよ。