今まで
「重い」
と、振られたことはありますか?
「重い」とはどういうことか、一般的に「好きすぎて気持ちが重い」みたいに解釈されることがありますが、全然違います!!!
「好きすぎる」なら別に構わないじゃないですか。でも、相手もうまく言葉で表現できないものだから「重い」と表現してしまうに過ぎません。
『重い=好きすぎて気持ちが重い』と解釈していたら、ずっと「重い」人をやり続けてしまいます。
「重い」ってに隠された本当の本音とは?
「重い」人じゃなくなるには?
今回はそれらをお話ししていきたいと思います。
こちらを最後までお読みいただくと以下のことが可能になります。
・相手の「重い」の言葉の中に隠れている、フラれた本当の理由を知ることができる
・これからは「重い人」から脱却して、お相手と一緒に幸せになるためのヒントが分かる
1:一番重要なのは『自分に対する思いやり』
あなたがお相手から「重い」と言われた理由は、好きな気持ちが重すぎるのではなく
/
自分に対する思いやりが欠けていた
\
ということです。
え?相手に対しての思いやりじゃなくて、自分に対する思いやり?
これは一体どういう意味でしょうか?
大抵、人と一緒にいるために必要なことを尋ねると
「相手に対しての思いやり!!」
と答えられる方が割と多くいらっしゃいます。
不正解じゃない、けど「重い」って言われた方に対しては正解じゃありません。
少なくとも、人間関係の相談に乗ってきたプロはそんな単純な回答はしません。
実は「自分に対しての思いやり」が、一番必要なことで、しかも人によってどう自分に対して思いやりが欠けているか違います。
ではタイプ別に見ていきましょう。
2:自分に対して思いやりがない3タイプ
自分に対して思いやりがないのは、主に以下の3タイプが挙げられます。
あなたがどこに当てはまるか、考えながら見てくださいね。
(1)「私を見て見て!!」のかまってちゃん
(2)「どうせ私なんて・・・」の自虐ちゃん
(3)「どう?すごいでしょ!やってあげたからね」の恩着せちゃん
それではいよいよ、お相手が「重い」と感じた本当の理由を探っていきます。
3:「私を見て見て!!」のかまってちゃん
このタイプは、
「私すごいでしょ!」
「私可愛いでしょ!」
「私が、私が」
ということが、言葉だけではなくて雰囲気として現れています。
鏡越しに自分の顔を見ることが多かったり、人からどう思われているかを非常に気にしています。
一緒に過ごしているとお相手に常に「私!」「見て!」と要求していきます。
やがて「私!」「見て!」にお相手が疲れていき、あなたの「私!」「見て!」が「重い」と感じます。
一見、自分に自信があって自分を好きそうだが、心の奥底では実は自分に自信がなく自分を認めていない
4:「どうせ私なんて・・・」の自虐ちゃん
口癖のように「どうせ私なんて」と言っている人です。
努力して欲しいものを手にいれるよりも、自分と人を比較して無いものばかりに目をやります。
自虐が多く、相手が反応に困っていることに気がつかない点が、自分のことばっかり考えてると思われ「重い」と感じさせます。
「欲しいものを手に入れちゃうと(自分がラクできない、助けてもらえないなど)都合が悪い」という深層心理が働き、努力をしない
5:「どう、すごいでしょ!やってあげたよ!」の恩着せちゃん
「あなたのために私はやっているの!」という思いが裏にあるため、人に恩を着せたくなる人です。
あなたのために私は犠牲になってやっているのに、どうして感謝してくれないの!!と恩を着せてくるところが、相手に「重い」と感じさせます。
心に大きな孤独があり、何か価値を発揮しないと存在感がなくなるという不安がある。
それぞれ3タイプを見てどんな感想が浮かんできたでしょうか。
これ私だ、と思う方もいらっしゃったり、あの人はこのタイプだ!と思う方もいらっしゃったことでしょう。
わたしが個人セッションをする中でも、これらのタイプの方は多くいらっしゃいます。
このタイプに当てはまっている方でもセッションをしていくうちに変化し、イキイキと揺るぎのない自分の芯を確立していかれていますので、「私はこのタイプだ、絶望・・・」ではなく、人は変われるんだということを強く書き残しておきますね。
6:3タイプにおける共通点とは?
「私を見て見て!!」のかまってちゃん
「どうせ私なんて・・・」の自虐ちゃん
「どう?すごいでしょ!やってあげたからね」の恩着せちゃん
上記の3タイプにはあるふたつの共通点があります。
それは、
・目線がすべて自分に向いている
・人に自分の心の穴を埋めてもらおうとしている
という点です。
このふたつと、それぞれ心の奥底に隠している秘密を、お相手はひしひし感じ取っています。
人って言葉として発しているものよりも、心の中にあるものの方が強く出ます。
尚、心の中にあるものを、心理用語でメンタルモデルと言います。
心の中にあるのですから、いくら言葉で取り繕っても取り繕いきれません。
そして、「自分のことばっかり考えているな、一緒にいる意味あるのか?」「心の穴を埋めるために使われているんだな」と感じ取ったお相手の方は、あなたとずっと一緒にいると徐々に疲れていきます。
そして最終的に「重い」となり、別れを切り出す・・・となります。
「重い」に隠されている本当の本音をご理解いただけましたか?
もうひとつ加えると、そもそもが自分の心の中に問題があるため、相手が変わっても同じような結果になります。
ここで解決しておかないと、あなたはずっと「重い人」でい続けるのです・・・!
!!
解決方法はないの?!!
このままは嫌だ!
安心してください。
解決方法をこれからお話ししていきます。
7:自分に対する思いやりを養う
わたしがお伝えしたいのは、ぜひ
自分に対する思いやり
を養ってください、ということです。
自分に自信が持てず好きじゃなかったり、孤独感や空っぽな感じを補うために他人がいるわけではありません。
自分自身の問題は、自分で解決していくしかありません。そのために「自分に対する思いやり」を持つんです。
自分に対する思いやりを持つと、どんどんと自分に対しての感じ方が変わっていきます。
心の中が満たされていき、人に穴を埋めてもらう必要がなくなります。
心の中が満たされたあなたになれば、大切な人と長く良好な関係性を築くことができるようになるんです!
もっと言うと、「自分に対する思いやり」は結局めぐり巡って「人への思いやり」になっていく、ということにもなりますね。
自分に対して思いやりを持ち、大切にしていきましょう。
そうすると自然と相手に対して「本当の思いやり」が生まれていき、結果としてあなたは居心地の良い人となります。
これからは、「相手がどう思うか?」の前に、「自分を大切にしているか?」や「自分の気持ちを優先しているか?」を考えていく習慣をつけましょう!
それでも、「えー、そんなことできない!」というあなた!
多分、周囲の人は決して言ってくれないと思うことを、あなたにあえて言います。
/
自分が自分をケアできないのに、人にお願いするってそれ赤ちゃんですよ!もう自立しなさい!!
\
わたしはセッションでこうやってお尻を叩くことがあります。
それは誰かに寄りかからなくても自立できると信じていて、自分が思った以上にステキな、今まで出会えなかった自分に出会えるって信じて疑っていないから。
自分に満足な人生がどれほど充実するか、知っているからです。
8:まとめ
・関係性を築く上で一番大切なのは「自分に対する思いやり」それが出来て初めて「相手に対する思いやり」
・自分に対する思いやりが無いのは3タイプある
(1)「私を見て見て!!」のかまってちゃん
→心の奥底に隠している秘密は「一見、自分に自信があって自分を好きそうだが、心の奥底では実は自分に自信がなく自分を認めていない」
(2)「どうせ私なんて・・・」の自虐ちゃん
→心の奥底に隠している秘密は「欲しいものを手に入れちゃうと(自分がラクできない、助けてもらえないなど)都合が悪い」という深層心理が働き、努力をしない」
(3)「どう?すごいでしょ!やってあげたからね」の恩着せちゃん
→心の奥底に隠している秘密は「心に大きな孤独があり、何か価値を発揮しないと存在感がなくなるという不安がある」
・3タイプにある2つの共通点は「目線がすべて自分に向いている」「人に自分の心の穴を埋めてもらおうとしている」
・「相手がどう思うか」の前に「自分を大切にしているか?」や「自分の気持ちを優先しているか?」を考えていく習慣をつける
あなたが自分自身を大切にしていくと、お相手も大切に扱うか、大切に扱ってくれる人に出会います。
あなたが自分自身を雑にしていると、お相手も雑に扱うか、雑に扱う相手にしか出会いません。
どちらの人生をいきますか?
どうぞ、ご自分にとって満足な選択していってくださいね!