原因はなに?嫉妬しない方法を知りたい方へ送ります

「私は嫉妬でつい余計なことを言ってしまうことがあります。自分自身も苦しいので嫉妬をやめたいのですが、なにかコツがあれば教えてください!!」

こういった相談があった時に私がお答えしていることを今回はお伝えしていきたいと思います。

答えは、嫉妬を止めるにはとことん嫉妬すること!

嫉妬をやめたいのに嫉妬をするってどういうことなのでしょう?

また、嫉妬は顔や雰囲気に滲んできますから早めに止めるようにしましょう!

1:嫉妬をしていることを知る

まずこういったご相談に関してわたしが思うことは、嫉妬をしていることに気がついて、それを口に出して相談できることが素晴らしいです。

自分が嫉妬をしているって、平常心ではないため気づかないこともあります。また口に出すことで「負けた」ような気持ちになる人もいるのです。

だから相談できるってことがまず偉い!!

そう思います。

嫉妬を止めるには、一番最初は嫉妬をしていることを自覚して欲しいのです。

嫉妬をしている状態って、心がざわめき立っているというか、逆立っているというか、落ち着いている状態とは異なっていませんか?

人によっては心臓がドキドキ大きな音をしているかもしれませんし、心がギューっと締め付けられているように苦しくなるかもしれませんし、髪の毛が逆立つようなイライラした感覚があるかもしれませんし、頭を重いものでガーンと叩かれたような衝撃が走っているかもしれません。

とにかく「いつもと違う状態になっていることを自覚する」ことが第一歩目となります。

気づくことって、人によっては「自分は負けた・・・!!」みたいな感覚を持つことがあるかもしれません。だから気づくことに至らない。

でもね、気づいても負けることもありません。ここは大切な過程なので、えいやって飛び出す気持ちでご自分のお気持ちに気づいてあげてくださいね。

2:なぜ嫉妬するのか・・・。その先にあるもの。

嫉妬している気持ちに気が付いたら、さらにもう一歩踏み込んでいきます。
それは「なぜ嫉妬をしているかの根本」をご自分の中から探すことです。

思いを巡らせてみていただきたいのですが、なぜ嫉妬したのだと思いますか?

例えば、自分より仕事ができる相手に嫉妬していると気づいたとします。思いを巡らせてみると「悔しい」という思いがあったことに気がつきました。

例えば、彼氏が別の女性と仲良く話していて嫉妬していると気がついたとします。思いを巡らせてみると「(離れていきそうで)怖い」という思いがあったことが気がつきました。

そんなふうにもう少し思いを巡らせてみてください。
嫉妬をする理由は必ずあります!
ここを探し出さない限り嫉妬がなくなることはおそらくないです。

3:妬み嫉みがひどかった過去

わたしも今でも嫉妬をすることはありますが、自分でコントロールできるようになりました。コントロールできると楽で、最後には「ま、そう思うこともあるよね!」と気分を切り替えられます。

しかし、幼い頃から数年前までは嫉妬ばかりして大変苦しい思いをしました。

いつも人がうらやましいから、相手の足を引っ張っちゃう。他の人に味方になってもらえるように同情を誘う。

その時も「他人と比べないこと」という話は聞きました。自分でも比べたいなんて思っていないけど比べちゃうんです。

じゃあ比べないってどうするの?となってさらに人に話を聞いてみると「自分を愛すること」と。いや、愛してますけどって。

今思うと、昔の自分は自分を愛していなかったなと思います。

でも、当時は愛していると思っていました。おしゃれして、美味しいものを食べて、人と楽しく会話して、旅行に行って、人生を充実させようとしていました。それが、自分を愛することだと思っていたのです。

自分を愛するってそういうことじゃなく、自分を、自分の人生を大切に取り扱うことです。

この想いに至ったら、人と比べるとか、外に刺激を求めて人生を充実させるとか、人に承認してもらうってことが色あせました。

この話はまたどこか別の時にじっくりしたいと思います。

4:嫉妬する理由が見つかったら

「わたしは悔しかったんだ」「苦しかったんだ」「怖かったんだ」「寂しかったんだ」など理由が見つかったら、次は嫉妬をやめる、です。
その思い至った理由を体全体で感じてみてください。ちょっと心地が悪いかもしれませんが、頭で考えるというよりも、心に染み渡らせる感じ。

「悲しかった」だとしたら、からだ全体で悲しみを感じます。悲しいという気持ちをじっくりじっくり感じてみてください。

感じてみてください、としか言いようがないのですが、やってみてください。

本当に泣いてしまうかもしれませんし、すごく嫌な感覚が沸き起こるかもしれません。それはむしろ上手く感じているということなので、そのまま続けて感じてください。

ずっとずっと感じていると、ふっと飽きるような、離れるような「あ、もういいや」という感じがやってきます。

おめでとうございます!嫉妬が終わりました!!

せっかく自分の中にあった感情なのでお別れでも言いましょうか。
「ありがとう」と言ってトイレに流すイメージでその感情と別れてください。

今の気分はどうですか?最初と気持ちが変わっていますよね。
ここまでやって「嫉妬をやめる」となります。

もしまだ気持ちが変わらない場合、もしくはまた新たに嫉妬が生まれた時はこれを繰り返してやってくださいね!

5:最後に

嫉妬の感情を見つけて、嫉妬をやめることができました。

ただ、その感情を生み出す根本原因があります。そこにアプローチすると本当に嫉妬がなくなり、冒頭に話した顔や雰囲気に滲み出ることは無くなります。

雰囲気が変わると、周囲の対応も変わってきます。自分が変わるので行動が変わり、今ままで想像していなかった素敵な未来を創造できます!

まずはその第一歩として、「嫉妬をやめる」ことにチャレンジしてくださいね!

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