ひとに悩みを話せない
大切なひとに、特に付き合っているお相手に悩みを話せない方は結構いらっしゃると思います。
なぜ話さないのでしょうか?
もしかしたら、余計な心配をかけてしまうという気持ちが強いかもしれません。しかし話してくれないことの方が心配してしまいますし、話さないことによってお相手が「信頼してくれていないのかな」という寂しい気持ちになってしまうかもしれません。
すべての悩みを話すことは難しいかもしれませんが、本当に困っている時に悩みを話せたらお互いの信頼関係が深まっていきます。
そのためにできることをお伝えしますね。
悩みを話せないのはなぜ?
大切なひとに悩みを話せない要因の一つが「弱みを見せているようで話したくない」というものがあります。
果たして本当に悩みを話すことは弱みを見せているということになるのでしょうか?
実はこの「弱みをみせているようだ」と感じるひとは、心の奥底に「自分は弱い人間だ」という思い込みを持っています。
小さい頃に大人から「強くならなきゃだめよ」「泣きごとを言っちゃだめよ」等の弱いことが悪いことであるというようなことを言われている可能性があります。
それが心の奥底にあるので弱い自分に対して否定的になってしまいます。
これは潜在意識の中にあるものなので消すことは出来ません。
しかし、うまく付き合うことは可能です!
「弱い私であってもいい」ということをつぶやいてください。
これでは弱い私であることの許可を自分自身に出すということをしています。
自分に許可を出すっておかしいですよね。許可なんて出さなくてもいいじゃないって思うかもしれませんが、許可を出すことで「弱い私」の存在が認められます。
わかってもらわなくてもいい
お相手に理解してもらおうとすればするほど、悲しいけれども理解されません。
不思議なことに自分がしてほしいことを相手に要望すると受け入れられないんです。
それは、脳の仕組みに原因があります。
脳は命令されたことには力を十分に力を発揮できません。また、命令に対して拒否を示すこともあります。
また、「わかってほしい」ということは「わかってよ!!」という命令になってしまうため、理解されなくなってしまいます。
ただ、伝える
ただ、お相手にあなたが困っていることを伝えてください。もし何かしてほしいことがあればそれもそえて伝えてください。
今までひとに弱みを見せたことがないあなたにとっては、ただ伝えるだけでも難しいと感じるかもしれません。
悩みを話して弱みを見せるからといって、あなたが弱いわけではありません。
弱くなったわけでもありません。
悩みを話すこと=弱い
というわけでないことを理解するきっかけになったかと思います。
困っているときに大切なひとに悩んでいることを話すことで、あなたを知ることができて、関係が深まることと思います。
愛情に溢れた関係を築いていくことを願っています!