職場の人間関係で悩んだ話

人間関係に困っている方にセッションをして関係性に違いをつくることをしている私ですが、過去にとっても人間関係で苦労したことがあります。

今ではその時の経験は私の中でそこかしこに活きていますが、もちろん当時は「これも良い経験だよね!」とは思わず頭を抱えて悩むことばかりでした。

今回はその時の話しをしたいと思います。

まさに今現在 人間関係で悩む方が、「関係性のプロでもこんなに悩んだんだ!」と思っていただければ幸いです。

前任者が2週間で・・・

それは私が転職したての時のことでした。
先輩(女性)にあたる方に業務ついて分からないことがあり質問したら、突然「やる気あんの?」と言われたことからスタートしました。

入社して4日くらいだったので、どちらかといえばバリバリとやる気があったので大変驚いたことを覚えています。

後日上司と話をしていた時に笑いながら、「うまくやってくれていて良かった!彼女キツイから前任者は2週間で辞めちゃってね~。」というのを聞いた時に、入社してすぐの「やる気あんの?」と言われたことと繋がりました。

『あ、こんな感じだから前任者は耐えられなくて逃げたんだ・・・。』

そこからは「耐える」ことでなんとかやり過ごそうと奮闘する日々となりました。

辞めたいと思わない日はなかった

あれ?この先輩ちょっとパワハラ系かもと思ってから10カ月は毎日このような日々でした。

朝~午前中

起きるのが辛くて辞めたいと思わない日はありませんでした。

始業時間と共に始まるのは、メール内容をチェックされるということでした。

業務メールを関係者に送ると一言一句チェックして「言い回しがおかしい」「これじゃ二度手間になる」「何を伝えたいのかわからない」と言われました。

何度も『じゃあ先輩が送ればいいじゃん!!』と心の中で叫びました。

『ちゃんと頭働いてる?』と言われて指で頭を指すしぐさをされて、心が傷ついたことを覚えています。

ランチ

午前中そうやってメールチェックをされて不機嫌な先輩に分からないことを何とか聞き出し「覚える気あるの?」とにらまれていたと思ったら、お昼少し前から態度を変えて機嫌が良くなっていきました。

12時になったら「ランチいこ!」と私を毎日誘い、休憩時間の間は愚痴を聞いていました。

午後

午前中と同じようにメールチェックを繰り返され、先輩宛に来た社内外の相談に同席し「そろそろあなたが仕切らないと!!」と言われました。

先輩宛に突然来た話しに対して、私が入るのはどうなのよ・・・と理不尽さを感じていました。

終業時間が来たら

30分~1時間残業すると「そろそろ帰ろう!」と先輩から声がかかります。
私が「今日はもう少し残ります」というと「明日やれるものは明日やりなよ」と声が変わって言われました。

わかりましたとPCを切り、同じ路線の駅まで一緒に歩いて帰ります。その間はずっと愚痴を聞いていました。

終わりが来た

最後の方はもう限界だ!と思い上司に辞めたい辞めたいと言っていましたが「もう少しだけ我慢して。あの人がどんな性格か良く知っている。私はあなたの味方だから!!」と言われて我慢を続けていました。

プライベートで嫌なことがあり落ち込んでいる時期に、業務でも失敗をし、先輩に謝ったときに「なんでそんな怖い顔するの?こっち見ないでくれる?」と言われた言葉で、張り詰めていたものがプチっと切れて、泣きながら

先輩に言い返すことをしなかった

私、先輩に色々言われましたが、ほぼ言い返すことはせずにずっと我慢をしていました。

我慢してこの場をやり過ごそう。
それだけを貫いていました。

ただ、一度だけ先輩とやり合ったことがあります。

「先輩怖いんですよ!!そんな怖かったら私何も言い返すことが出来ません。それ分かってくださいよ!!」
そういうと、先輩は「そんな思いをさせてごめんね」と泣いて謝ってくれました。

今思うと、私が先輩に対して卑屈になっている態度に、先輩もイライラしていたのでしょうね。。

私は自分が被害者だと思っていましたけれども、先輩は私のトーンを感じてああいう態度を取っていたのだなと今では思います。

人生の責任

こうやって思い返してみると、色々な場面で「私は被害者」というふうなスタンスでいたなと思います。

被害者でいることはとてもラクです。
だって自分の人生の責任を取らなくて済むんですもん!

なんでもかんでも人のせい!
人のせい最高!!
結果が悪ければその人を責められるぞ!!
・・・と、無意識で思っていました。

そうやって被害者として生きているうちは、自分の中で充実感や達成感は感じにくく、「もっとやれるはず」とか、「私ばっかり損している!」とか、「もっと違う人生があるはず」と思っていました。

時間って解決してくれる?

辛いことがあった時に「時間が解決してくれる」という言葉があります。

ではこの言葉は実際はどうでしょうか?

私が思うに事実である部分と、そうではない部分があるように感じます。

時間が解決してくれること

今の心の痛みは、時間の経過と共に減っていくでしょう。
実際に私が辞めた時にはプライベートのことも重なり、人生のどん底だと思うくらいに辛かったのですが、その辛さは1カ月半くらいで浮上し始めたことを感じました。

寝ても覚めても辛さばかりを感じていたのが、テレビを見て笑っているときに、その辛さを忘れている瞬間を感じた時に「あ、浮上し始めた」と頭をよぎったことを覚えています。

その間特に何もしていなかったので、時間の経過が解決してくれたと思っています。

時間が解決できないこと

時間では解決できないことは、2つあると思っています。

ひとつめは「問題そのもの」です。

問題そのものとは、先輩のようなタイプの人と出会ったらまた同じように関係悪化してしまうということです。

解決していない問題は「人生の宿題」として、人生の他の場面で繰り返しやってきます。

そのため、その場をただ回避するだけではなく、問題そのものを解決して次に進むことを私はオススメしています。

もうひとつが「感情」です。

私があのときに苦しんだ、辛かった、恨んだという思いは数年経っても消えていませんでした。

ふいに思い出しては辛いときの感情がぶり返していました。

あるとき知人から「そのときの感情を思い出してそこに浸ってみて」と言われ、その通りにしてみたら悔しくて悔しくて、涙が出るんです。

自分でも驚きました。何年経過しても悔しいって思うし、涙が出るということに。
そしてそれが自分を臆病にさせていることに。

感情にフタはできてもなくすことはできません。これは時間が解決できないことです。

タイミング!

ところで、人生には「タイミングが来るとき」があります。

私にもやってきたので、今は関係性を変えるお手伝いをさせていただいています。

それと同時に、この経験があったからこそ、人の痛みに寄り添いたいと思いました。

当時はもちろん大変な思いの日々でしたが、今ではタイミングだったんだなぁ・・と感じています。

あなたにも今タイミングが訪れて、このコラムを読んでくださっているのかと思います。

関係性を頑張らなくてもいいので、自分自身とご自分の感情をぜひ大切になさってくださいね。

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