「人間関係」が原因の方はその転職ちょっと待った!
会社に「どうしてもこの人が苦手!!!!」という方がいるために短期で転職をしてしまう人は、これを読んでから転職をするかどうか決めてくださいね。
なぜ、人間関係が原因の人は待った方が良いのか
私は人間関係の問題を解決するセッションをしておりますが、、職場の人間関係の場合は下記3つのケースが多いと感じています。
・上司とそりが合わない
・同僚に合わない人がいる
・部下が言うことを聞かない
会社勤めをされている方でしたら良くある話しと思うかもしれませんが、自分が当事者となったらこれは大きな問題で、非常に悩むことでしょう。
特に上司とそりが合わないがために転職をされる方(された方)は多く、自分でもどうもしようがないことに直面すると、残された手段は回避(転職)・・となるのでしょう。
ただ、人間関係が原因で転職する場合は、転職先でも同じタイプがいる可能性が考えられるためその転職は待った方が良いと私は考えています。
理由は、その人が苦手になるということには結構根深いものがあり、そこを解決しないと同じタイプが目の前に現れると反応してしまうということです。
苦手な人と同じタイプの人と遭遇する
苦手だと思って避けた相手とは別の方なのに、目の前の人に対してまた同じような気持ちになる理由は問題を完了していないままにしているからです。
私は「人生の宿題」という言い方をしているのですが、ある問題に対峙した際にその時にその問題を完了していないと、別の時に形を変えて同じような問題がやってきます。
しかも再びやってくるときは違う形でやってきたり、問題が大きくなっていたりということもあるため、今ココで問題を終わらせることが一番良いと、私は思っています。
ではどうしたら今あなたの目の前にある問題を完了して、「人生の宿題」を片付けられるのでしょうか。
目の前の問題を完了する方法
まず、向き合うと決める
一番最初にすることは、向き合うとあなたが決めることです。
人生においても大切なことが、
「決める」
こと。
向き合うことは怖さもあるかもしれませんが、今までの延長線上ではない未来がやってくることを楽しみにして向き合うことを決めてください。
それでも決められなかったら、決められるまで待つか、なぜ決められないのか「あなたの心の中にある決められない理由」を先に片付けた方がよいですよ。
(結局それも人生の宿題で、ずっと決められない人生になってしまうため)
怖さはあっていい!
そこまでしないと人間関係って変わらないの?ともしかしたら思うかもしれません。
なんとなく怖さを感じるかもしれません。
そしてそれはあっていいのです。
今まで同じやり方をやってきたから、今の現実があるわけです。
今までやったことがないやり方をすることに怖さが伴うのは当たり前です。
なんとなく怖くてもいいと思えるあなたは、この先の変わる未来を無意識で察知しているのですよ。
それってすごいことだと思います。
怖くてもいいから、やってみる。
それが大切なのです。
苦手だと思う原因を見つける
苦手だと感じるには原因があります。
それは、「メンタルモデル(セルフイメージ)」というものです。
メンタルモデル(セルフイメージ)とは、自分のことを勝手に「私ってこんな人間だ」と無意識に思い込んでいるものです。
これが人間関係に影響をしているのですが、無意識にあるものなので見えないですし、非常にやっかいです。
これを見つけることで人間関係が大きく変えることができるので、人間関係を変えたい方はぜひ下記リンク先のやり方をご参照ください。
二人の関係性を互いの靴を履いたように見る
あなたのメンタルモデルがあるがゆえに、相手が今までの言動をしていたら。
お互いの関係性がどう見えますか?
これは二人の関係を、お互いの靴を履いたように見る・・ということです。
・なぜお相手の方があなたにその言動をしてきたかなんとなくわかる。
・許せるまでいかないけど、言動の理由が腑に落ちた
という感覚になればOKです!
伝える
もし、可能であれば、メンタルモデルがあるがゆえに見えた関係性を、お相手に伝えてみてください。
あなた自身はメンタルモデルがあるがゆえの相手の行動がわかってスッキリされたかと思うのですが、お相手の中では関係性は以前のままです。
伝えてみると過去の延長線上ではないお二人の関係性がそこからスタートしていきます。
そのスタートをした先の関係性にご興味があれば伝えてみてくださいね。
さいごに
人間関係がこじれる根っこは思っている以上に深くて、小手先でやり方を変えるだけでは根本原因にはたどり着きません。
そればかりか、繰り返し繰り返し形を変えて問題はあなたの元にやってきます。
そして、今問題を完了すると「決める」こともあなたの人生に変化をもたらします。
過去の延長線上ではない可能性の未来はどのようなものか興味深いでしょう。
これをご覧になったあなたは、ご自分の手でそれをつくり出せます。
楽しみになさってくださいね!
※メンタルモデルは分かりづらいかもしれません。ご質問があればお問合せからご連絡くださいね!